インドネシアの鉄道

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こんにちは。
PT. Tokyo Consulting(東京コンサルティンググループ)です。

今回は、インドネシアの鉄道について記載致します。

 

インドネシアには総延長距離5,000㎞以上の鉄道が敷設されていますが、

そのすべてがジャワ島とスマトラ島にあります。

ほとんどが貨物輸送用で、その多くが非電化、単線です。

 

ジャカルタの都市部とスラバヤの一部だけは電化されており、

通勤路線として路線網が整備されています。

また、ジャカルタでは大量高速交通システム(MRT:Mass Rapid Transit)という

インドネシア初の地下鉄や、スカルノ・ハッタ国際空港アクセス鉄道建設が進行しています。

 

MRTは、南北線と東西線の全長約110㎞に及ぶ本格的な都市交通計画で、

南北路線はJICAの支援で日本の円借款により進められています。

 

現在、レバック・ブルスから業務都心であるホテル・インドネシア交差点までの

約15キロメートル(13駅)を約30分で結ぶ第1期区間は設計・工事発注準備の作業中であり、

2016年の供用を目指しています。

そしてジャカルタの目抜き通りであるスディルマン通りなどは地下トンネル構造、

その他の南部工区は高架構造となる予定です。南北全線が開通した折には、

ジャカルタの交通渋滞軽減に大きく貢献するものと見られています。

 

このため、バスウェイや他の路線バスおよび既存通勤鉄道との連携、

また、駅周辺のアクセス道路および歩 行者空間の整備が今後の課題です。

 

 

以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

PT. Tokyo Consulting

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