ネガティブリストが今年の5月に施行され,飲食での進出が外国投資企業の上限49%出資制限が撤廃され、100%の投資が可能になりました。これにより、日系企業の飲食での進出も追い風になったといえます。
日系の飲食が多く進出を始めたのは、2011年ごろからですが、驚くほど、“盛衰”が激しいことが、目を引きます。それだけ、飲食での進出の潜在的な難しさがあるものと考えられます。
まず、一番難しいのは、店舗運営に当たっての立地、食材調達、メニュー策定、価格といったインドネシアの市場、顧客層にあった店舗経営をいかに行うか、という点です。
特に、交通事情のよくないインドネシアでは立地が、何よりも重要になるといえます。
日系の飲食業が、進出するエリアは、Sudirman,Senayan,Kuningan,Thamrin,Blok M,Glogol地区になりますが、それぞれ、かなり客層や客が利用する時間帯に特色があります。
このような地域的特色を、十分に把握することが、飲食市場を制覇するポイントになるでしょう。