こんにちは。
PT. Tokyo Consulting(ジャカルタ)の北脇です。今回もインドネシアにおける「糖尿病」について考えたいと思います。
前回終わりに、食生活(改善)や運動量(増加)を変化させる方法、と豪語いたしましたが、あらゆる場面において習慣を変えるのは容易ではありません。こう書くといきなり敗北宣言のようですが、事実であると思います。
<食生活について>
インドネシアの方はとにかく食べることが好きです。何かこだわりの逸品を食べる、というよりは食べること自体に楽しみや喜びを感じるそうです。先日インドネシア人の友人から聞いて納得したことがあります。それは「もう食べましたか?」という1フレーズについてです。友人間はもとい、いつも同じ場所で会う顔なじみ程度の人でもこのフレーズを使います。日本で言うところの「今日もいいお天気ですね」みたいな感覚だそうです。家族や恋人間ではもっと凄く、毎食「もう食べたの?何食べたの?」と面と向かって、もしくは電話及びメールで尋ねるそうです。
この「食べること自体が好き」ということにフォーカスし、「糖尿病になるとあなたの好きな食べることが自由に出来なくなりますよ」という考えを浸透させていくことは発想として1つ「アリ」ではないかと思います。
<運動量について>
大きなモールには必ずと言っていいほどフィットネスクラブがあり、健康意識が高まりつつあることを窺い知れますが、全体としてまだまだと思います。私は休日限定ですが結構街中を歩きます。しかし、地域や時間帯にもよるかもしれませんがジョギングやウォーキングをする人の姿をほぼ見かけません。天候、道路状況等様々な要因が考えられますが、そもそもジョギングやウォーキングを行うきっかけが少ないのではないかと思います。
きっかけとして、例えば今年10月に第2回を迎えるジャカルタマラソンや日本で良く見かけるウォークラリーのようなイベントを積極的に開催することで、ジョギングやウォーキングを行うこと自体の楽しさを訴えかけていき、それらが糖尿病の予防にも繋がり得るという考えを浸透させるのは発想として1つ「アリ」ではないかと思います。
冒頭にも申しましたが、習慣を変えるのは容易ではありません。但し、その習慣を変えること自体、変えた(或いは変えようとする)人にとってメリットがあることを根気強く伝え、その過程で具体的に何か提案していけば、高確率かつ長期的に求められるものが提供できると思います。その具体的な提案を我々と一緒に考えてみませんか。興味のある方はメールフォームより一度弊社へご一報頂ければ幸いです。
以上
【お知らせ】
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会場
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地図
費用:2,000円(※当日現金でお釣りのないようにお持ち下さい。)
<インドネシア進出セミナー詳細>
1.インドネシアの会社設立
(1)インドネシア経済
(2)日系企業のインドネシア進出状況
(3)インドネシアでの会社設立の実務
・インドネシアへの進出形態
・設立フロー
・会社法上の規定
(4)インドネシアで日系企業のとるべき事業戦略
・ジャカルタのオフィス環境
・製造業の進出の傾向
・工業団地を選択するポイント
2.インドネシアの会計・税務
(1)インドネシアの税制の体系と特徴
・2012年度の税収予算と達成率
(2)インドネシアに関わる税務規定
・税金の種類
・各フェーズで検討するべき事項
・進出形態別の税務規定(駐在員事務所、現地法人)
・PE認定課税
・設立時によくある事例
・税制上の問題点と対策
・税務コンプライアンスの整理
・投資還流方法(還流方法による税金負担額の検証)
3.インドネシアの人事・労務
(1)インドネシアの労働環境
・労働生産性指数
・採用戦略(相場、採用時期の検討)
・レバラン手当
・昇給基準・昇給時期・昇給率
(2)インドネシアの労働法の概要
・インドネシア労働法(労働基準、雇用契約書)
・宗教上の留意点と祝祭日、有給奨励日
・割増賃金の計算
・給与計算のポイント
・解雇困難性指数と解雇に要する時間コスト(解雇に関する計算事例)
・ストライキ、デモ事例と対策
・閉鎖ポジション
・ビザ取得手続の具体的手順
・駐在員の処遇
※当日個別の相談も承ります。詳しくは弊社までお問い合わせください。
参加ご希望の方は、下の問い合わせフォームよりお申込みください。
セミナー名には以下の通りご明記ください。
「インドネシア進出セミナー」(東京、5/12)
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