インドネシアにおける人事評価制度|インドネシア進出ブログ
こんにちは!!!!
東京コンサルティンググループ、PT. Tokyo Consulting の木村です!
本日は、インドネシアにおける人事評価制度についてのお話です。
多くの会社でインドネシア人スタッフから、
「日本人が変わるたびに制度が変わる」
「もっと給与を上げてくれ」
などといわれた経験があるのではないでしょうか?
私自身も、何十回、何百回と上記のようなことを言われ続けてきましたが、現在ではそれがほとんどゼロになりました。
私が考えるインドネシア人の特徴は下記の4つ。
1、自己評価が高い
2、あまりまじめに働かない(生産性が低い)
3、平気で遅刻する
4、ものを大切にしない
特に今回は1、2、の問題についての解決策としての評価制度のお勧めの点についてお話します。
1、自己評価が高いことに関しては、評価制度で事前にある程度のストレッチがかかった目標を自己設定させることで、できなかった時の納得感を作り出します。
また、最初のうちに簡単な目標設定をしてきたスタッフには徹底的にストレッチのかかった目標をたてさせます。
そのため、自己評価を高くしてきたスタッフに対しても、適切な点数をつけることができます。
2、まじめに働かないという点についてですが、これは会社からの付与型の目標にて管理します。
会社からの期待度を伝えることで、ここまでやれば評価高いよ、このままだと評価低いよというのがシンプルになるので、スタッフも達成してないから評価されないというのがわかってくるようになり、目標の達成に向けて頑張るようになります。
現在、導入している評価制度に人を生かすという視点と人を育成するという視点がしっかり含まれているのかというのを再確認し、不足があるのであれば再構築していく必要もあるかもしれません。
また、評価制度の見直しにかかり就業規則の見直し、管理体制の見直しと様々な見直しが発生してきます。
評価制度の構築というのは会社のマネジメントの幹となるものなので、今一度見直してみるとよいかもしれません。
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弊社インドネシア人タックスコンサルタント、インドネシア人会計士、および日本人駐在員でご対応させていただきます。
また、毎月セミナーも開催しておりますので、是非お気軽にご参加ください。
本日は以上となります。
来週もどうぞよろしくお願い致します。
木村 真也(きむら しんや)
若い時期から多くの経験を積み、人間力、国際力を高めようとする当社の考えに共感し入社。
入社後はインドネシアの法人設立の業務に携わり、労務法務及び会計税務の面でお客様のサポートを行ってきた。
日本の良さを世界に広めると共に、アジアに進出している日系企業の経営者に貢献し、アジアの発展への貢献を目指す。
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