皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループインドネシア拠点の細野 南美です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「会計監査はいつまでに行うべき?」についてお話していこうと思います。
会計監査はいつまでに行うべき?
インドネシアでは外資企業には毎年の会計監査が義務付けられています。12月決算の企業では今まさに監査中の企業が多いのではないでしょうか。また3月決算の企業ではそろそろ監査について考え始める時期ではないでしょうか。日本では会計監査はあまり馴染みのないものですが、会計監査のスケジュールについてご説明いたします。
<会計監査の期日>
インドネシアでは、会計年度の終了から4か月以内に法人税申告を行うことが義務付けられています。
外資企業の場合は、監査報告書の内容に基づいて法人税申告を行う必要があります。
よって、会計年度の終了から4か月以内に、会計監査を行い法人税申告を完了させる必要があります。
【例】12月決算の場合⇒4月末まで / 3月決算の場合⇒7月末まで
<期日に間に合わない場合>
インドネシアでは納税遅延や申告遅延にはペナルティが課せられます。法人税申告も例外ではなく、期日までに納税と申告が間に合わなかった場合はペナルティが課せられます。
ただし、会計監査が法人税申告の期日までに終わらなかった場合に、事前に税務署に申請をすることで、2か月の期日の延長が認められています。2か月間の延長期間中はペナルティは発生いたしませんが、2か月間の延長期間を超えて遅延した期間についてはペナルティが課せられます。
※2か月間の延長申請時にも、法人税を仮計算して、暫定的に納税と申告を行う必要があります。
会計監査は毎年の手続きとなるため、現地の経理担当者に任せきりになってしまいがちですが、1日でも期日に遅れた場合はペナルティの対象となるため、早め早めに進捗状況をご確認していただくとよろしいかと思います。
この記事に対するご質問・その他インドネシアに関する情報へのご質問等がございましたら
お気軽にお問い合わせください。
※画像クリックでお問い合わせページへ移動します
【PR】海外最新ビジネス情報サイト「Wiki Investment」
※画像クリックでWiki Investmentページへ移動します
進出予定の国、進出している国の情報本当に分かっていますか?
進出してビジネスを成功させるためには、
その国の知識や実情を理解しておくことが必須となってきます。
しかし、情報が溢れかえっている社会ではどれが本当に信頼できる情報なのか?が
重要になる要素かと私は思います。
そんな「信頼できる情報」をまとめたサイトがあれば、どれだけ楽に情報収集ができるだろう…
その思いから作成したサイトが「Wiki Investment」です!!
弊社東京コンサルティンググループは海外20カ国超に拠点を有しており、
その現地駐在員が最新情報を「Wiki Investment」にまとめています。
【Wiki Investmentで何ができる?】
・現地駐在員が毎週ホットな情報を更新するNews update
・現地に滞在する方からご質問頂く、
より実務に沿った内容が記載されているQ&A集
・当社が出版している海外実務本をデータベース化したTCG書籍
などの新機能も追加しました!
経営者・幹部層の方におススメしたい【全ての経営者へ贈るTCGブログ】
※画像クリックで「TCGブログ」ページへ移動します
会社経営や部下のマネジメントをしていると、様々なお悩みって出てきませんか?
・どうしたら、会社は良くなっていくんだろう・・・
・部下が育ってくれるにはどうしたらいいんだろう・・・
そういったお悩みをもつ経営層の皆様におススメしているブログがございます。
コンサルティングファームとして、これまで多くの企業様と関わり、
課題を解決してきたコンサルタント達による
経営課題や悩みについて解説したブログを無料公開しております。
もっと会社を良くしたい!、マネジメントについて学びたい!
そうお考えの皆様におススメのコンテンツとなりますので、ぜひご覧ください!
株式会社東京コンサルティングファーム インドネシア拠点
細野 南美
※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。