こんにちは
PT TOKYO CONSULTINGの木村です。
本日は、正社員採用時の使用期間における社会保険(BPJS)について解説していきます。
通常の場合、インドネシア国内で雇用される社員に対しては以下の社会保険・医療保険の登録が必要とされています。
〈社会保険〉
・JKK(労災保険)
・JKM(死亡保険)
・JHT(老齢貯蓄)
・JP(年金)
〈医療保険〉
・JKN(医療保険)
インドネシアでは、正社員を雇用する際に最長3か月の使用期間を設けることが労働法で許可されています(有期雇用、契約社員については使用期間は認められていません)。
しかし、使用期間を設ける際に社会保険の登録をどの時点で行うのかというのが、企業の悩みどころとなっています。
労働法では、使用期間であっても社会保険、医療保険に加入させることを義務図けられています。もし、3か月以内にパフォーマンスに満足いかず解雇する可能性がある場合でも必ず加入させる必要があります。
また、正社員に対して民間の保険に加入するような福利厚生を行っている会社も多くあります。このような、民間の保険など会社独自の制度については使用期間後に加入させることを就業規則や雇用契約書に明記しておくことで入社後のトラブルを防ぐことができます。
弊社では、インドネシアにおける会計・税務・労務のサポートを行っております。
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木村 真也(きむら しんや)
若い時期から多くの経験を積み、人間力、国際力を高めようとする当社の考えに共感し入社。
入社後はインドネシアの法人設立の業務に携わり、労務法務及び会計税務の面でお客様のサポートを行ってきた。
日本の良さを世界に広めると共に、アジアに進出している日系企業の経営者に貢献し、アジアの発展への貢献を目指す。
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