こんにちは、中国・上海の三輪常敬です。
海南島というと、中国のハワイと称される中国随一の観光地です。
その海南省で、59カ国からの観光客を対象にビザ免除政策を実施されることになりました。
当該政策は2018年5月1日から施行されます。
海南では、経済発展を進めるため、一連の施策を打ち出してきていました。
2000年には、21カ国からの団体観光客に対し滞在期間15日間までビザを免除する政策を打ち出し、また10年には対象が26カ国に拡大しておりました。
これまでの政策と比較して、今回のノービザ政策には主に次の3つの特徴があります。
1.対象国の拡大
対象国がこれまでの26カ国から59カ国に拡大されました。
(対象国)
ロシア、英国、フランス、ドイツ、ノルウェー、ウクライナ、イタリア、オーストリア、フィンランド、オランダ、デンマーク、スイス、スウェーデン、スペイン、ベルギー、チェコ、エストニア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、アイルランド、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア、アルバニア、米国、カナダ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本、シンガポール、マレーシア、タイ、カザフスタン、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、モナコ、ベラルーシ。
2.滞在期間の延長
従来のノービザ滞在の期間は15日間または21日間であったのに対し、一律30日間までに延長されました。
3.人数制限を緩和
ノービザの対象を団体ツアーの観光客から個人の観光客にまで拡大しました。
日本人は、当該施策がなくとも、そもそも15日間のノービザ滞在が可能です。そのため、中国への旅行が簡単なものだと思いがちですが、ほとんどすべての国の人にとっては、中国へは入国するためには何らかのビザを取得する必要があり、中国観光には幾分の障壁が伴います。
このような施策は中国が徐々に解放されてきていることを知る一つのニュースであると思います。