東京コンサルティングファーム中国・上海の執行 一希 (ジッコウ カズキ)です。
今回は住宅積立金(住房公积金)とは何かについて話を進めていきます。
新しく中国人の従業員を雇う際に、住宅積立金を企業負担する必要があります。そこで、住宅積立金が何か分からず支払をしている総経理の方もいらっしゃると思うので、従業員がどんな用途で住宅積立金を利用しているのかを下記に纏めました。
一文に纏めますと、住宅積立金とは、使い道が決められており、従業員個人に帰属するお金です。
住宅積立金用途
従業員が以下の状況にある場合、住宅積立金口座の残高を引き下ろすことができます。
① 住宅を購入、建設、修築、全面修理する場合
② 定年退職した場合
③ 労働能力を完全に喪失して、雇用単位と労働関係を終止する場合
④ 出国して海外定住する場合
⑤ 住宅ローンの返済に充てる場合
⑥ 家賃が給与収入の規定比率を超える場合の家賃支払い
(2)住宅積立金を納付する従業員が、住宅を購入、建設、修築、全面修理する場合、住宅積立金管理センターへ住宅ローンを申請することができます。
住宅積立金を徴収制にすることにより、中国では安定的に家に住むことができる環境が形成されているのかもしれません。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
参照:住房公积金管理条例
http://www.gov.cn/gongbao/content/2002/content_61418.htm
东顾企业管理咨询(上海)有限公司 / Tokyo Consulting Firm Shanghai
執行一希 (jikko kazuki)
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