2018年INSSの個人負担基準額の変更について

労務

こんにちは。

東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。

今週は2018年INSSの個人負担基準額の変更について記載します。

社会保険院への負担金(Contribuição para Previdência Social INSS-Instituto Nacional de Seguro Social)とは、社会負担金の1つで、一定期間保険料を納付すると給付金を受けることができる制度です。また、INSS、社会保険院は国の社会保険制度を担う政府機関のことですが、この負担金に対してもINSSと広く呼ばれています。

2018年1月より、被雇用者のINSSの基準額が変更されました。(PORTARIA MF Nº 15, DE 16 DE JANEIRO DE 2018)

被雇用者の負担率は以下の通りです。

[被雇用者]

基準額(レアル)

負担率

~1,693.72

8.00%

1,693.73~2,822.90

9.00%

2,822.91~5,645.80

11.0%

5,645.81~

621.04レアル(上限)

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