バングラデシュの観光業について

 

2019年3月21日にバングラデシュの首都ダッカのショナルガオンホテルにて3日間にわたる国際観光フェアが開催されました。参加国は、主催者である航空会社NOVOAIRに加え、ネパール、タイランド、インドネシア、マレーシア、バングラデシュを含む合計7か国のでした。

 

外国人観光客が年々増加傾向にあるバングラデシュですが、2017年の外国人観光客は10万6千人で、まだ観光業は世界的に認知度が高いとは言えません。しかし今後は、政府も観光業に今後力を入れていく姿勢で、そのためにまずは国内のインフラの整備が重要な課題であるとしています。
バングラデシュでは複数のインフラのプロジェクトが進行しており、MTR(Mass Rapid Transit)や鉄橋、道路が完成すれば国内移動時の時間が大幅に短縮されると期待されています。同時に、バングラデシュの国民の所得の増加により2016年にはわずか9万人であった国内旅行者数が2017年には3,500万人となり、年々増加傾向にあります。外国人観光客だけでなく、国内旅行者数も今後は成長していきそうです。

 

外国人観光客と国内旅行者の増加に伴って必要となるのが、宿泊施設です。政府は、観光客規模に応じて宿泊施設の建.
設を予定していますが、現状のホテル数では十分とは言えません。今後は民間の宿泊施設も必要不可欠となるため国内外からの観光客の増加に伴い、ホテル業が盛んになっていきそうです。

 

以上

 

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Limited
齋藤かおり


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