今回は、バングラデシュの労働法(従業員解雇)について、お客様よりいただいた質問をご紹介します。

 

<質問>仕事ができないスタッフを解雇したいです。バングラデシュの労働法に則って解雇する場合、どのような手順が必要なのでしょうか。

 

<回答>

バングラデシュ労働法における解雇の手順は大きく分けて2種類です。

・懲戒解雇

・無条件解雇

会社の備品の窃盗、常習的な遅刻など、懲戒事由に値する場合には懲戒解雇となりますが、今回の場合は仕事の能力が足りない、ということなので無条件解雇になるかと思います。

 

事前の通知によって、雇用主は従業員を解雇することができます。(労働法26条)

 

①期間の定めのない社員で、月給ベースで勤務しているもの:120日前の通知

②期間の定めのない社員で、①に該当しないもの:60日前の通知

③期間の定めのある社員で、月給ベースで勤務しているもの:30日前の通知

④期間の定めのある社員で、③に該当しないもの:14日前の通知

 

また、解雇まで120日も待てない、という場合には、事前の通知を行わず、補償金として通知期間分の給与を支払うことによってすぐに解雇を行うことも可能です。

 

(以上)

 

 

                          

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