銀行口座開設について(法人編)

投資環境・経済

シンガポール駐在員の岩城です。 

先日、シンガポールの中心街であるオーチャードでデング熱が発生し、現地はもとより日本でもニュースになり、心配された方もいらっしゃるようですが、今は終息しております。                       

 前回の個人の銀行口座開設に引き続き、今回は法人の銀行口座開設について、情報提供しようと思います。

 シンガポールに進出する企業において、まずは法人を設立して人員を配置しないといったケースがあると思います。その際、現地取締役については、名義貸し等のサービスを利用して、法人登記を行う事になりますが、銀行口座を開設する際に、問題が生じる事があります。

 というのも、現地で法人口座を開設する際には、取締役2名が銀行において直接サインをすることが求められ(初回のみ)、現地取締役のみならず、日本に居住する取締役もシンガポールに来ることが求められる場合があります。

 個人口座開設編でも説明したことですが、銀行の担当官ベースで求められる書類が異なるケースが多々あるので、注意する必要があります。 

 DBS銀行やUOB銀行等のほか、日系の銀行で開設されるなど、企業によってまちまちですが、企業運営を速やかに行うためにも銀行口座は必要不可欠のものなので、進出を検討される際には、考慮すべき事項となります。

 次回は、近年その注目を非常に集めているマレーシアの情報について、提供しようと思っています。

 私はシンガポール及びマレーシアを担当していますので、質問等いただければ、ブログとしてアップさせて頂ければと思います。

 師走で多忙とは思いますが、今後とも、ご愛読、宜しくお願いします。

 

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2019-10-23

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