2026年8月26日

「エコノミスト未来賞2026」グローバル挑戦部門に

取締役会長 久野康成が選出されました

毎日新聞出版が後援する「エコノミスト未来賞2026」において、当グループ取締役会長 久野康成がグローバル挑戦部門に選出されました!

東京コンサルティンググループ 取締役会長 久野康成

「エコノミスト未来賞」は、社会や産業の変化を捉え、新たな価値の創出に挑む企業・経営者を称えるアワードです。革新的な技術やサービス、持続可能な取り組み、社会課題の解決に向けた挑戦などを多角的に評価するもので、2026年はノミネート171社の中から6部門・20名が選出されました。当グループ取締役会長 久野康成は、世界を舞台に挑戦を続け、日本の競争力向上に貢献する企業を対象とする「グローバル挑戦部門」(3名)に選ばれています。

受賞インタビューは「不屈の精神が導く、IT会社への転換と世界を見据えたAI戦略」と題して、エコノミスト未来賞2026の特設サイトに掲載されています。

失敗を糧に、世界へ

記事では、大手監査法人で株式公開支援に携わった久野が「事業計画を作るだけでなく、実現まで伴走したい」との思いから独立した経緯から、営業コンサルティングの頭打ち、財務コンサルティングでの差別化の苦戦、地方拠点の撤退といった数々の挫折までが率直に語られています。米国視察で会計業務が海外へアウトソーシングされる現実を目の当たりにし、帰りの飛行機の中で海外進出を決断。香港・上海への同時進出からわずか3ヶ月で「最初になれる国に行かなければダメだ」と方針を転換し、当時未開の地であったインドへ舵を切りました。インドの税務を網羅した日本語のガイド本を自社出版するという独自のマーケティングが奏功し、現在の世界26カ国34拠点へと事業を広げています。

コンサルティング会社からIT会社へ

現在、当グループが注力しているのが、AIを活用した中小企業向けの経営支援ツールの開発です。「AIを使わないという判断は、30年前に『うちはパソコンを使わない』と言っているのと同じです」「AIは経営者自身が意思決定のために使うべきものです」と久野は語り、AIを単なる業務効率化ツールではなく、経営そのものを変革する仕組みとして普及させることを目指しています。

その象徴が、7月にリリースした業務改善ツールSCAD AI」と、業務標準化・マニュアル作成ツール「Vistruction」です。Vistructionで業務を標準化し、SCAD AIで現場から改善提案を集めて再びマニュアルへ反映する——この「標準化」と「改善」の循環によって、組織はスパイラル状に成長し続けられるという考え方に基づいています。今後は財務分析ツール「FinaliA」、事業計画策定ツール「StrategiA」、人材育成・評価制度を支援する「EvaliA」も順次リリース予定です。

「テクニカルスキルは構造的にAIに取って代わられつつあります。最後に残るのは、コンセプチュアルスキルとヒューマンスキルだけ」。記事は、中小企業の仕組みづくりと人づくりを支援し、ツールの世界展開をASEAN加盟国から進めていく展望で締めくくられています。

授賞式スピーチ「中小企業に残された3つの道」

2026年8月26日、The Garden Room(東京都目黒区三田)で行われた授賞式のスピーチで、久野は、国内市場の縮小に直面する中小企業がこれから取りうる方向性は3つしかないと述べました。

1. グローバル展開 ── 先行者利益を狙う

海外へ進出し、競合が少ない市場で先行者利益を狙う道です。海外進出は、競争が激しくなってからではなく、早い段階で動くことが重要だと指摘しました。

2. 地域密着 ── 残存者利益を狙う

海外へ出ず、国内の地域市場で事業を続ける道です。人口減少によって市場が縮小するなか、地域で選ばれ続けるためには、他社との差別化が不可欠となります。

3. 何もしない ──「座して死を待つ」

現状を変えず、何もしないという選択です。授賞式ではこの選択を「座して死を待つ」と表現し、「これが大半の中小企業ではないか」と問題を提起しました。

そのうえで久野は、3つの道のなかでもグローバル展開を推奨。2006年の中国進出でわずか3か月・800万円の損失を出して撤退した自身の経験を踏まえ、変化を待つのではなく、早い段階で決断することの重要性を訴えました。

「20年前、私は海外に出るのが遅れて失敗しました。中国に出た3か月で800万円を失い、撤退しています。そこで学んだのは、市場の大きさではなく、自分たちが先行者になれるかどうかで進出先を選ぶということでした。海外で組織をつくるとき、最後に効いてくるのは仕組みだけではありません。人が育つかどうかです」

— 取締役会長 久野康成

当グループは今後も、日系企業の海外進出支援と国内外の企業の経営革新の両面から、お客様の挑戦に伴走してまいります。

受賞概要

賞名
エコノミスト未来賞2026(ECONOMIST FUTURE AWARD)
部門
グローバル挑戦部門
受賞者
久野康成(東京コンサルティンググループ 取締役会長公認会計士・税理士
規模
ノミネート171社、6部門・20名選出
授賞式
2026年8月26日(水)開催/The Garden Room(東京都目黒区三田1-13-2)
主催
エコノミスト未来賞2026実行委員会
後援
毎日新聞出版株式会社

※掲載内容は掲載当時のものです。

Entry

エントリー