ユニカセ(uniquease)レストランについて

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

先日、日本からご来比された企業の方々やそのご家族の方々と共に、マカティにあるユニカセ(uniquease)レストランに行って参りました。今週は、ユニカセレストランについて、少しお話をさせて頂きます。

私が初めてユニカセの中村さんとお会いしたのは、2013年3月でした。フィリピンで行われた日本の大学の学生さん向けのセミナーで知り合い、お話を聞かせて頂いたのですが、ユニカセの企業理念のすばらしさと中村さんの本気さに、圧倒されたのを覚えています。ユニカセさんのビジョンとミッションについては、私の言葉で伝えてしまうと誤解が生じる可能性もあるので以下のURLをご参照下さい。
参照URL:http://www.uniquease.net/aboutus/

フィリピンで生活していればいつでもどこでも目にするストリートチルドレンの問題について、思いやりと情熱を持って取り組まれている方だと私は認識しています。ユニカセの中村さんはホームページにも掲載されていますが、たくさんのテレビに取り上げられており、その企業理念や情熱が人を惹きつけているのだと思います。
参照URL: http://www.uniquease.net/home/

とは言いながら、私はなかなかユニカセレストランに行く機会やきっかけがなかったのですが、先週末に日本からいらっしゃった企業の方々、そのご家族の方々と一緒に行って参りました。

サラダバー付のセットメニューが600PHP、これにはメインディッシュの他に小さなお寿司、ご飯とみそ汁、デザートもついていました。私としては一番気になっていたのがその味でしたが、非常においしかったです。マグロステーキ、マグロハンバーグ、鶏肉のココナッツ煮やパスタなどを食しましたが、健康によさそうな味付け、健康によさそうな食材であるにもかかわらず、ビールが進む、ご飯も進むようなおいしい味でした。

接客については、元ストリートチルドレンだった子達が行っているというのもあり、高いレベルは求めてはいけないのかもしれませんが、レストラン全体から感じる温かい雰囲気は、非常に快適なものでした。子供3人を含めて19人という大所帯で伺ったので、中村さんは厨房で奮闘されておりましたが、本当に美味しい料理の数々で、また是非、行きたいと思わせてくれる食事でした。

セットメニューの600PHPは、フィリピンローカルのレストランに比べれば値段は高いものの、他の日本食レストランでセットメニューを食べるのと比べれば、ほぼ変わらない値段です。ストリートチルドレンの問題は、フィリピンだけに限らない問題ですが、その巨大な問題の解決に、食事をするだけで少しでも寄与できるという意味でも、また、健康で美味しい料理を安心して食べられるという意味でも、一度ユニカセレストランに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。マカティに数少ない観光地として、訪れてみるのも面白いかもしれません。

最後になりますが、一説によるとフィリピンにはストリートチルドレンの方々が150万人いると言われており、その8割である120万人はマニラ近郊にいるそうです。私のコンドミニアムの近くにもストリートチルドレンの方々はたくさんおります。その中には、私と会うといつも陽気に挨拶をしてくれるような人達もおり、全てのストリートの方々が不幸でどうしようもないとは思いませんが、病気や飢えにさらされる危険は高く、生きていくうえで未来に希望を見いだしにくい状況にはあると思います。そういう方々に少しでもチャンスを与えようと奮闘されているユニカセさんの理念は、やはり偉大だと思いつつ、私も自分にできる事を行っていこうと思う次第です。
ユニカセさんの地図:http://www.uniquease.net/map/

今回の食事では生姜焼きを食せなかったので、次回トライしてみたいと思います。

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上

関連記事

ページ上部へ戻る