ミャンマーの2015年

税務

 

あけましておめでとうございます。

ミャンマー・ヤンゴン駐在員の黒田 真理(くろだ まり)です。

 

新年はどのように迎えられましたでしょうか。

日本へ帰国した方、ミャンマーで年越しをした方それぞれいらっしゃるかと思います。

皆さまにとって健康で、笑顔の2016年になることを心からお祈りいたします。

 

今回は、ミャンマーの2015年を振り返ってみようと思います。

 

4月、外資銀行に対して営業ライセンスが発行されました。

日系銀行に対しては、BTMU, OCBC, SMBCの3行が取得しております。

また3行とも年内に支店を設置し、営業を開始しております。

ミャンマーに進出する際、資本金払込も日系銀行を通して可能になりました。

 

6月、日本がダウェー経済特区開発への参加を発表

また、月末には、ミャンマーで初となる最低賃金の設定に関する通達が発表されました。

 

7月、最低賃金に関する通達発表数日後、労働雇用社会保障省より、解雇時補償金に関する通達も発表されました。

 

9月、6月の発表から2ヶ月後、最低賃金3,600チャット/日が施行となりました。

工場等では、混乱もあったようです。

家族経営や15名以下の場合、これは適応になりません。

同じく、9月には、ティラワの開業式がありました。

開業式には麻生副総理も来緬し式典に参加をしております。

未だに、稼働しているティラワ企業は少ないようですが、これから日本企業を中心に

ティラワで活躍する企業が増えていく事でしょう。

 

11月、民政化後初の総選挙がありました。

想像以上に静かな一日でしたが、アウンサンスーチー率いるNLDが圧勝しております。

ヤンゴンでは95%以上のNLDが勝利しています。

 

振り返ってみると、1年で沢山のことがあったミャンマーだったと思います。

私自身が赴任し約6ヶ月、毎月の様に新しいことがありました。

ミャンマー赴任前、ミャンマーの変化を見れることができると聞いてきましたが、

実際に振り返ってみると、ミャンマーの変化に立ち会えたことができたと実感できます。

2016年もミャンマーの発展をこの目で見ていきたいと思います。

また、ミャンマーに進出される多くの方のサポートができればと考えております。

どうぞ本年もよろしくお願い致します。

 

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

 

 

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)

ヤンゴン駐在員

黒田 真理

 
 

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