コミッションにおける源泉税率について

会計

皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。
今週はメキシコでのコミッションにおける源泉税率に関する取扱いを記載します。

質問)
メキシコの子会社に対して、日本の親会社からコミッションの請求をかけようと考えていますが、どのような点に注意すればよいでしょうか。

回答)
業務委託料(コミッション)を日本の親会社からメキシコの子会社へ請求する場合、源泉税が生じることになります。そのため、メキシコ子会社は日本の親会社へコミッションを支払う際に源泉をし、メキシコ国税庁(SAT)へ納付する必要があります。

源泉税率は以下となっており、年間の総額料金(コミッション)に応じて3段階に分かれます。
(※)源泉税率は、下表のとおり年間のフィーに対して累進課税となっております。

~125,900.00MXN

Free(ただし、実務上15%で処理してしまうケースが多いです)

~1,000,000MXN

15%

1,000,000MXN超

30%

 

関連記事

ページ上部へ戻る