メキシコ赴任が決まったら~予防接種は何が必要?~

こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの清水皐でございます。

今週は、メキシコ赴任が決まった際の準備について記載いたします。

 

質問)

来年の4月より、メキシコへの赴任が決まりました。

まだ弊社のメキシコ拠点は設立段階のため、これまでメキシコに駐在した者は社内におりません。
赴任にあたる事前準備に関しまして、気を付けなければならないことはございますでしょうか。

特に体調面に関しては中南米の後進国ということもあり、感染症等の懸念もございます。
ご教示いただけますと幸いです。

回答)

お問い合わせいただきありがとうございます。
メキシコ赴任が決まった際は、パスポートの発行もしくは期限確認やVISAの取得など、事前にやるべきことが多々ございますが、その中でも特に医療系に関しては下記3点を推奨しております。

 

 [健康診断]

メキシコにも日本語や英語が通じる病院はありますが、数が限られており殆どの病院はスペイン語対応のみになっております。
そのため、体調面においては万全の体制で赴任をすることが好ましく、健康診断や歯科検診などは日本で行っておくとよいです。

また、万が一メキシコで体調を崩した場合、一般的にメキシコの市販薬は日本人には効力が強すぎると言われておりますため、頭痛薬・胃腸薬・解熱薬といった基本的な薬剤は日本で購入をしておきましょう。

 

[予防接種]

赴任前の健康診断とともに、予防接種も打っておきましょう。メキシコで必要になる予防接種はA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病などがあります。
事前に会社は必要な予防接種を調べ、赴任者と帯同家族に対してアナウンスをしなければなりません。

また予防接種によっては一度の注射では終わらず複数回に分けて通院する必要がございますので、事前に必要日数を確認した上で予防注射を受けるか否かを判断しましょう。

 

[海外旅行保険の加入]

赴任先での病気や怪我の治療費、入院費や持ち物の破損や盗難まで対象としている海外旅行保険があります。
特にメキシコでは一時在留許可証であるFM3(TRT)の取得が長期間に渡ることがあり、その間はメキシコでの社会保険に加入することができないので、海外旅行保険の加入を考える必要があります。

 

今週は以上となります。
ご不明な点がございましたらどうぞお気兼ねなくお問い合わせください。

 

株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点
清水皐

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