「会議で積極的に発言する。」評価制度の目標設定において、下記のように抽象的な言葉を使ってしまうことは、よくあることです。
「なるべく部下の話を聞くようにする。」
「残業しないように勤務時間内に仕事が終わるように心掛ける。」
上記のように行動目標を設定しても、何も変わらずいつもの行動をすることになります。
「積極的」や「心掛ける」というのは心の状態であり、それを行動に変換するには数値化することが必要です。
具体的に、どれぐらいやるかと定量化することがポイントです。
たとえば、「1時間の会議で最低3回は発言する」とします。3回という基準が決まったら、積極的にという感覚は具体的な基準になったため、言い逃れができなくなります。
箱根駅伝で、青山学院大学を3連覇に導いた原監督は、練習はすべて数値にさせるそうです。何キロ走るか、何回やるか、キロ何分で走るかです。すべて数値に置き換えることで、何パーセントできたか明確に把握できます。
脳は、数値を追う本能があります。数値化されると脳は、その対象物を追うのです。
野球もサッカーもラグビーもテニスも数値で勝敗が分かれます。数値がなければ、観戦していても全く面白くありません。
部下に対して、10分は話を聞く。
今週は、18時半に退社する
このように数値すると脳は行動を追うようになります。
では、本当に行動目標を数値化することだけで、行動に変換されるか?というとそう簡単ではありません。
行動をしっかりと数値で記録しなければ、目標達成の進捗率が把握できません。
よって、行動を数値化して記録し、その数値を直視して考えることこそが習慣化のコツです。行動の全ては数字に表れるのです。
以上
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東 真奈美
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