ノルマを頑張って達成する。
期限のあるものを頑張って期限に間に合わせる。
スポーツでも、勉強でも、そして仕事でも
「がんばれ‼︎」と周りから応援され、そして周りを応援し、「頑張ることは素晴らしいこと」と思っています。
しかし、その頑張りが、組織にとっては迷惑になってしまうこともあります。
通常、頑張るとは個人が(死にもの狂いで)取り組むことをイメージします。
そのため、個人はその頑張りが出来るかもしれませんが、同じ頑張りを他の人が再現できない可能性があります。
再現ができないということは、属人化しているということです。
属人化している仕事は引継ぐことができませんから、継続を前提に考える会社にとっては迷惑な行為になってしまいます。
能力が乏しい人(凡人)であっても滞ることなく仕事ができる様にすることが会社の運営においては重要になります。
もちろん、サボって何もしない人よりも、成果を出し、頑張っている人が評価されることが必要です。
しかし、その頑張るという定義を自分が成果を出す、ということから誰もが頑張らなくても成果が出せる仕組みを作ることという様に変化をさせることが必要です。
成果＝戦略×実行
実行の部分は頑張らなければいけません。しかし、この部分を経営者が行っていてはいつまでたっても属人化のトラップから抜け出すことは出来ません。
経営者が考えなければならないのは、自分が頑張らなくてもよい戦略を作り出すことです。
頑張らない経営。スーパーマンではなく、凡人ができる経営を目指すことが重要です。
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株式会社東京コンサルティングファーム
黒岩 洋一
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