コミュニケーションには矛盾があった!

こんにちは、株式会社東京コンサルティングファームの小林です。

 

サービス業の基本は、相手のことを考えるということです。

相手のことを考えるというのは、相手の心理に対応するということ。

 

ビジネス上のコミュニケーションは、ここに目的と生産性という概念がプラスされます。

 

つまり、目的達成を常に意識すること。

そして、最短でゴールに向かうこと。

 

キャッチボールは1回で行う。

そして目的を実現し、さらに相手が心地よく感じるということ。

 

こう考えると、矛盾する概念を同時に実現していかなければならないということが分かります。

 

目的が長期になればなるほど、経営環境の変化や相手のステージの変化によって伝えるべき、もしくはこちらがくみ取らなければならないメッセージは変化しますので、コミュニケーションは増えていきます。

そして、目的は相手の問題や課題を解決するということなので、必ずしも相手の心地よい言葉だけでは成立しません。

それでも私たちが相手にしているのは顧客の心であるので、心理的な満足感も与えていく必要があります。

 

そうした矛盾を乗り越えていくために考えなければならないポイントとして、以下の三つがあると思います。

 

一つは演繹的な全体観を持つということです。

つまり、特定の相手ではなく、一般的にこの手の相手はこういうことを望むものだという知識。

これにより、仮説的ではあっても確率的には大きく外すことはないコミュニケーションが可能になります。

 

そして、二つ目は相手の期待を知る技術、こちらの提供するやり方を伝える技術も必要です。

質問をしてくるときに、その背景を伝えずにただピンポイントで質問してくる人がいます。

しかし、背景がわからなければ、どういう答えがそのシチュエーションにおける相手の期待に応えるものなのかがつかみかねることになります。

また、価値提供する側も、自分がどのような立ち位置、アプローチで相手の問題解決を行うのかをあらかじめ伝えておくことで、自分の進め方に対する相手の戸惑いを一定レベル防ぐことが可能になります。

 

最後の三つ目は、やはり相手に喜んでもらいたいというホスピタリティですね。

ベースとしてここの思いがなければ、自分のやり方はレベルアップしていきませんし、最適なコミュニケーションは取れないと思います。

しかし、これだけあっても上手くいきません。

これら三つを組み合わせて物事に取り組んでいくことが重要です。

 

今回はコミュニケーションをテーマにしましたは、仕事は基本的に矛盾だらけですので、矛盾を超えたものを掴む努力が必要になりますね。

 

以上、お読みいただきありがとうございます。


~▶YouTuberになりました!~

弊社YouTubeチャンネル『久野康成の毎日が有給休暇!!』を開設いたしました!

「久野康成の毎日が有給休暇!!」では、代表の久野が作った365の金言を
『久野語録』として日めくりカレンダーにまとめ、内容を毎日解説していきます。

チャンネル名にある通り、「毎日が有給休暇」になるような生き方のツボとコツを発信しておりますので
ぜひ一度ご覧頂ければと思います!

 

また、経営者の方に必見の、「久野の経営のエッセンス」シリーズも継続的に投稿しております。
こちらは、経営をする上での疑問点や悩みなどに対して、気付きを得ることができる動画となります!


 

株式会社東京コンサルティングファーム

小林 祐介

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

関連記事

~YouTube~

~アクセス~


株式会社東京コンサルティングファーム(東京本社)


〒160-0022
東京都新宿区新宿2-5-3 AMビルディング7階
TEL:03-5369-2930    
FAX:03-5369-2931


f-info@tokyoconsultinggroup.com 

TOP