前回からの続きとなります。
どのようにして絶対数の少ないスーパーヒーローを作り上げていくのか。
その方法を下記に列挙しています。
今回は②今一度、当社の基本理念の明確化と存在意義を明示せよ!の記事となります。
わたしも研究している過程ですので、増加していく可能性はあります
- 中途採用ではなく、新卒採用をメインにせよ!
- 今一度、当社の基本理念の明確化と存在意義を明示せよ!
- 会社の行動指針を明確にし、その実践に力を入れよ!
- アメーバー式QC活動を取り入れよ!
- 実績で昇給させることはあっても、昇進はしてはならない!
- 与えたもの以上に得ることはできない循環を理解させよ!
- すべては自分の問題であり、興味関心の度合いを引き上げよ!
- 責任範囲が広がり、権限が生じることを理解させよ!
- 感謝の気持ちを忘れてはならない。
中途採用ではなく、新卒採用をメインにせよ!のメリットは前回に述べさせていただきました。新卒が企業文化を飲み込みやすく、変にまがうことなく、理念浸透できるメリットは十分にあります。
しかし、その落とし込もうとしている企業の基本理念や経営理念、そして経営方針がぶれているような状況や、不明瞭であると落とし込むも何も始まりません。
そこで、経営者や経営層は、まずはこの「基本理念」の設定が必要となってくるということなのです。
では、「基本理念」とは何なのでしょうか。
これは、説明すると、「基本理念」とは、「基本的価値観と目的」から醸成されているとされています。「基本的価値観」はその企業が大事にしているものです。短い言葉にはなりますが、例えば「素直、積極性、自律、成長、貢献…」などがあたります。
自社の社員に求めるべきもの、引いてはそれが社会や顧客に接する際の心構えといった、短い言葉で表される言葉を「基本的価値観」としています。
そして、「目的」は何のためにその企業が存在しているのか。「存在意義」と言葉を変えることもできるでしょう。まさに経営理念につながるものと言っても過言ではありません。
健康品メーカーが「お客様の健やかさのために」としても良いだろうし、外食産業の企業が「世の中の飢餓をなくすために」とあっても良いと思います。商品やサービスを通じて、その企業が自社の「目的」を乗せて、社会や顧客に与える経済活動とも言えます。
この「基本的価値観」と「目的」とからなる「基本理念」を明確化することが、文化づくりの礎になるはずです。
そして、「基本理念」から落とし込まれていった行動指針を設定している企業も多くあります。
それらが、いわゆるその企業の「姿勢」を示すものとなり、文化をつくり、社風に繋がります。
そして、多くのリピーターとなるお客様はその商品やサービスのみならず、その企業の「姿勢」、「文化」、「社風」に好意を寄せていくものとなるはずなのです。