こんにちは、株式会社東京コンサルティングファームの小林です。
会社経営で最も難しく、最も重要のは、実行するということです。
どれだけよい製品・商品コンセプトがあってもそれを正しく顧客にプレゼンしたり伝えたりすることができるという実行力が重要になります。
ここで重要なのが素直さということになるのではないでしょうか。
素直さというのは、2段階あると思います。
1つ目は、実践する素直さ。
ここは当然だと思いますが、やはり言われたとおりにやってみるということができなければ、すべて我流になり、うまくいかない、もしくは属人化してしまいます。
これができる人は会社の方向性に基本的には合っているということになるので、会社としては育てていく対象になります。
しかし、これだけではただ言われたことをやるだけという状態です。
機械的に完了できる仕事はそれで基本的にはオッケーですが、大抵の仕事は、相手があるので当然相手の出方や考え方に合わせて対応するということも必要になります。
そこで2つ目の素直さがポイントになります。それは、「自分事にする」という素直さです。
1つ目の素直さは、言われたことに対しての反射・反応と言い換えることができます。直球をセンターに打ち返すイメージです。
しかしそれでは不十分で、そこからコンセプトを自分のモノにするという段階に引き上げていく必要があります。これができれば直球を待ちつつ変化球にも対応できるようになります。
野球の素人が変化球を打つことができないように、2つ目の素直さは自分の中に落とし込み、自らがまず実践して手に入る素直さです。
形より入って心を知るというというのは、ただ思考停止状態で機械的にやるだけでは実現しません。
実行する中で、成功させるという目的をもって実行することで、工夫が生まれコツをつかんでいくことができるのではないでしょうか。
上手くいってもいかなくても、ただやってればいいやと思っているのでは、成果は生まれません。
ここのマインドセットに持っていくように、成果を出す喜びを経験していくということがポイントになるのだと思います。
決められた手続きだけを続けていてもいずれモチベーションは下がりますので、成功体験を重ねて、より高みにもっていくような2段階目の素直さを身につけられるように人材育成を考えていく必要があると思います。
以上、お読みいただきありがとうございます。
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株式会社東京コンサルティングファーム
小林 祐介
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