相手中心に考える習慣化

目標設定やキャリアプランを考える時、「自分は何をしたいのか?」の問いかけで考えるのが一般的だと思います。

社員に対して、「あなたは、今後どうなりたいか?」「あなたの目標は何か?」「あなたは、キャリアプランをどのように描いているか?」という質問の方法が、自分中心の思考にさせてしまっているのではないか?と気づきました。

 

自分中心で考えてしまうから、本当は何がしたいのか迷ってしまい、自分探しの旅に出ることになるのだと思います。

生きる目的は「自分のため」か「他人のため」のどちらだ?と聞かれると、バランスが必要と考えるのが一般的です。

ただ、バランスを取るのは大変であり、本能的に優先順位は「自分のため」が上になってしまいます。
人生の目的は、人への役立ちなので「他人のため」が真理であり幸せになる思考法です。

そうであるならば、目標設定やキャリアプランを考える際の問いかけを「誰のために貢献したいのか?」「その人のために何の価値を提供したいのか?」「そのために、どんな努力をする必要があるのか?」にして、常に相手中心で考えることを習慣化することが必要だと思うのです。

 

実は、相手中心の目標設定の方が、能動的に設定できるし行動が明確になると思います。当社の場合、「中小企業の社長」のために価値を提供したいと思って、入社する人は多いです。

中小企業の社長はどういう思考の人で、何に悩んでいるのか?を徹底的に考えることにより、物の見方が変わると思います。

 

教育とは思考法を教えることですが、正しい価値観の思考法の習慣化をさせるためには、問いかけや質問の方法を、徹底して相手中心に考えさせる内容にすることがとても大切になります。

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