こんにちは、株式会社東京コンサルティングファームの小林です。
組織は戦略に従う。実際組織というのは戦略ありきで設計されます。
そして、組織の中で働く私たちは、戦略の実行というのが一番のミッションになります。
組織の中に個人の強みというのは必要とされる時もありますが、個人の強みは、組織に応用されない限りは標準化の障壁となってしまうこともあります。
仕事が複雑化していき、IT化が進む中で、労働生産性の重要性がますます高まっていくと思います。
経営の視点での生産性というのは、個々の社員の生産性という物差しではなく、組織としての生産性をいかに高めていくかという部分です。
生産性を高めようとしたときに、ロワーマネジメントの発想だと、まずはマニュアル化・標準化に取り組むということになるのではないでしょうか。
確かに、仕事のやり方がわからない、やり方が人によってまちまちというのを改善する為にはマニュアル化は必要です。
しかし、標準化するというのは、生産性を高める手段にはなりますが、標準化だけで生産性は高まりません。
いくら標準化しても、仕事のスピードを高めるモチベーションが社内になければ生産性が上がることはありません。
そして標準化を進めていく原動力すら鈍いものになってしまいます。
生産性を高めることが、会社だけでなく社員自身のメリットにもつながるというところをしっかりとメッセ―ジとして伝えていくということがまずは必要になるのだと思います。
それをやるためにはミドルマネジメント的な発想で、組織としての生産性を指標化し、現在の地点、そしてあるべき数字をはっきりと見えるようにしていく必要があります。
生産性を高めるということは、ある意味社員の没個性化を進めていくということにもなりがちですが、何を実行させるか(What)だけでは生産性は高まっていかないと思います。
やはりなぜそれをやるのか(Why)を伝えるということを忘れてしまっては、成果には繋がりません。
指標で管理するとともに、なぜやるか?やれば社員自身はどうなるのか?こうした部分もメッセージとして伝えて行くことで生産性を高めることが社員の中でも意識づけられるのだと思います。
以上、お読みいただきありがとうございます。
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株式会社東京コンサルティングファーム
小林 祐介
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