助け合いの精神

職場の満足度やモチベーションの調査を行ったところ、満足している人の理由の第一位は「困った時に助け合うから」だったそうです。

 

組織で仕事をするということは、チームで成果を出すことであり、それはスポーツのチームで勝つということと考え方は同じです。

テレワークのように同じ場所ではなく離れた場所で働く場合には、助け合いの精神は薄れて行くと思います。
メンバーが何に困っているのかそばにいないので肌で感じることができないので、何をどのように助けたら良いのか分かりづらいからです。

 

そもそも、助け合いの精神は、自分はメンバーを「助ける」という考え方が先にないと、成り立ちません。
常に「助けてもらう」ことばかり考えると「困った時に助け合うことがない」と職場の満足度は下がってしまいます。

 

職場に満足していない人の理由の第一位は「フェアな評価がされていないから」だったそうですが、自分はチームメンバーを助けているにもかかわらず、正当な評価をされていない、助けたメンバーと報酬が変わらないなど、給与に対する不満で助け合いの精神が薄れる可能性は高くなります。

 

このことから導かれるのは「与えたものは得たもの」「全ては自分の問題」「自らの責任範囲を拡げよ」の3つの規律の重要性です。

 

常に「助ける」→「与える」から考えることによって、結果として「助けてもらえる」ので、チームで仕事をすることの満足度が上がるのです。
チームメンバーの仕事の進捗度が遅い場合「全ては自分の問題」と考えて「助ける」ことによりチームの問題解決能力が高まるので、結果としてチームの成果が上がって報酬も上がる。
チームメンバーの仕事の責任は自分の責任だと考えて「助ける」ことによりメンバーと協力関係を構築することができるのです。

 

3つの規律を徹底することは、助け合いの精神で仕事を行って、成果を出すことなのです。

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