こんにちは、東京コンサルティング、インドネシア駐在員の須田です。
今回は、前回、前々回に引き続きインドネシアの最低賃金について触れていこうと思います。
<最低給与水準推移>
2010年… 111万8000ルピア
2011年… 129万0000ルピア
2012年… 152万9150ルピア
2013年… 220万0000ルピア
2014年… 244万1301ルピア
2015年… 270万0000ルピア
2016年… 310万0000ルピア
2017年… 335万5750ルピア
上記はここ数年のインドネシアにおける最低賃金の推移であす。数年前までは、インドネシアは低廉な労働力の供給という意味において、他国と比べ優位であると言われてきましたが、ここ数年で3倍も伸びており今やバンコクやクアラルンプールと比べても引けを取らないほどの額になっています。今後もこの上昇率を維持することは一つのリスクとして認識しておかなければならないでしょう。
以上です。