帯同ビザ(家族ビザ)の取得②タイミング

 いつもお世話になっております。東京コンサルティングの早川でございます。年末年始から4月にかけて、初めてインドネシアに赴任になった方々も多いかと存じます。中には、駐在される方と一緒にご家族もインドネシアに滞在したい、という方もいらっしゃるかと存じます。そんな方のために、前回の記事から家族ビザの取得方法についてお伝えしております。

家族ビザ(帯同ビザ)についてよくいただくのは、ご家族が来れる「タイミング」についてです。

家族ビザは、駐在員の方の就労許可(IMTA)が取得できた段階で、取得申請を行うことが出来ます。駐在員の方のIMTAは、インドネシアにある労働局・移民局への申請から1~1.5か月ほどで取得でき、こちらを取得後、在日本大使館で入国許可が発行され、その後やっとインドネシアに入国出来ます。
IMTAが取得できたらすぐに、ご家族のビザ(C317ビザ)の申請をインドネシアにある移民局で行います。すると約2週間後、ビザ発行許可証が発行されますので、その後在日本大使館で入国許可を取得することで、入国出来ます。

 つまり、駐在員の方のビザ申請のタイミングと、家族ビザ申請のタイミングを予めスケジューリングして合わせれば、同じタイミングでの入国も出来るということです。
 以下はスケジューリング例です。

駐在員の方の入国2か月前に申請、入国3週間前にIMTA発行
 ↓その後すぐ
帯同ビザの申請開始(インドネシア移民局にて)
 ↓約2週間後
駐在員の方も、ご家族の方も、在日本大使館での入国許可申請
 ↓約1週間後
駐在員の方も、ご家族の方も、入国。

 ただし、前回の記事でもお伝えしたように、帯同ビザ申請のためには戸籍謄本や家族証明といった、取得に時間がかかるため、時間に余裕をもってのご用意をお願いいたします。

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

東京コンサルティングファーム
早川 桃代

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