先般、スマトラ島とジャワ島をつなぐ、スンダ海峡大橋の建設計画の協議が進み、2014年初頭までに調査を終了し、同年着工を目指すことが正式に発表されました。
人口の80%が集中するジャワ島とスマトラ島を連結することで、都市化の一極集中を防ぐのみならず、双方における、文化的、経済的なシナジーを生むことが目的です。
このプロジェクトに限らず、ハードインフラの整備の遅れは、インドネシアにとって、経済成長のアキレス腱であることに間違いはなく、より積極的な投資が求められます。
最近では、ジャカルタのカサブランカ通りの高架道路の進み方も着々と進んでおり、道路の敷設面積よりも、自動車の専有面積のほうが大きいと言われるジャカルタのインフラ改善も少しは兆しが見えてきたといえるでしょう。
駐在員としては、一刻も早く、この渋滞から逃れる術をなんとかならないものかと思うものです。
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インドネシア駐在員 加藤