価値観の違いを言い訳にしていませんか?

こんにちは!
東京コンサルティングの木村です。

宗教が違うからインドネシア人とは考えか合わない!

国の歴史が違うから、インドネシア人とは考え方が合わない!

そんなつまらない言い訳をして、インドネシア人スタッフとの価値観の共有をあきらめていませんか?

インドネシアでは、日本文化(アニメ・漫画・ドラマ)なども人気で日本食も人気があり大の親日国です。日本語学習率も世界NO.1といわれています。ちなみに日本人よりも、日本の歴史に詳しいインドネシア人もいるくらいです。

それなのになぜ、日本人と価値観が合わないのでしょうか?

日本人の価値観は、戦後・高度経済成長期・平成と大きく3つに分かれると言われています。

戦後は、とにかく生きることが大切で、飲み物・食べ物が価値観の中心です。

高度経済成長期は、生きることには困らないけど、よりよい生活をするためにものをたくさん買いたい。そのためにはたくさんのお金や地位が必要なので、お金や名誉が価値観となります。

そして、平成の現在では、生活も満たされているため、より良いサービスを受けることや自分磨きというのが価値観の中心になっています。

インドネシアで働く現在の労働世代は、日本でいえば高度経済成長期に生まれた世代と同じような価値観を持っています。

インドネシアは農業も盛んで食べ物には困らないという人は多いですが、生活が豊かといわれればそこまで豊かというわけではありません。

インドネシア人の多くが、より豊かな生活をするために、よいモノ・製品を買いたいと考えています。そのため、彼らの価値観の中心には常にお金というものがあります。

インドネシアで働いている日本人は、ここの価値観の違いを理解し一緒に働くことが大切になってきます。

価値観の違いは理解して頂けたかと思いますが、では、どうやって価値観をすり合わせていけばよいのでしょうか?

ここで、大切なのが『経営理念』になります。

経営理念を共通言語として使うことで歴史の違いや、宗教の違いを超えてインドネシア人との価値観のすり合わせができます。むしろ、経営理念がないと価値観の共有は無理です。

ナイキは「Just do it」という有名な、世界共通言語をもっていますが、これを日本語に訳そうとしたときに、「Just do itは和訳してはいけない!」といわれたほど、共通言語(理念)とは全世界で共通の価値観として使えます。

では、どのようにして経営理念を浸透させればよいのでしょうか?

それは、仕組みに経営理念を載せるということです。会社内の仕組の中で一番効果的なものは、やはり評価制度です。

評価制度に経営理念にに基づく共通言語による行動目標の設定をさせることで、理念の浸透及び共通の価値観に基づく行動意欲が生まれます。

どのように、評価制度に組み込むかというのは詳しくは省略しますが是非この機会に、自社の評価制度が経営理念に基づくものになっているか見直してみるのも良いかもしれません。

また、全世界で毎月セミナーを開催しておりますので是非ご参加ください。
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Tokyo Consulting Firm Indonesia Branch

 

木村 真也(きむら しんや)

若い時期から多くの経験を積み、人間力、国際力を高めようとする当社の考えに共感し入社。
]入社後はインドネシアの法人設立の業務に携わり、労務法務及び会計税務の面でお客様のサポートを行ってきた。
日本の良さを世界に広めると共に、アジアに進出している日系企業の経営者に貢献し、アジアの発展への貢献を目指す。

 

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