私も、赴任してほぼ1年になりますが、少しずつインドネシア人というもののハンドリングの仕方が分かってきたような気がします。ここまで来るのに、本当に大変でした。
みなさんも赴任すればすぐにその考え方の違いに気がつくはずですが、彼らと仕事をしていくなかで、いくつかの特徴があることが分かります。しばしば、その考え方の違いに当惑することがあります。
仕事をするなかで、一番困るのは、分かっていないのに分かっているようにふるまわれることでしょう。私は、この違いを乗り越えるために、Yes/Noの質問をできるだけ避けるようにしています。
その他、計画性がなく、まとまった報告が苦手、誤りを認めない/謝罪しないといったことに当惑をされます。
ただ、今は、違いがあるのは当然で、それを如何に乗り越えて、お互いを理解できるかということに注力できるように少しずつなってきました。そうなれたからこそ、少しずつ、インドネシア人を理解できるようになったのかもしれません。
文化の尊重の本質とは違いを認めるだけでなく、違いを乗り越えて妥協点を探すことなのかもしれませんね。
インドネシア駐在員 加藤