インドネシアの会社設立プロセスは下記のとおりである。
①会社名登録
②BKPM投資登録
③定款作成
④居住証明取得
⑤NPWP(税務番号)取得
⑥会社登記
⑦TDP(会社登録証)受領
がおおまかな流れである。輸入の場合はAPIUというライセンスがいる他、各種業態によってライセンスが必要となる。Trading とManufacturing以外の業種はライセンスの取得に注意が必要である。おおむね2から3カ月程度といったところであろうか。
例えば、インドネシアにおいては外国資本の会社はRetailができない。内国産業の保護のためのネガティブリストが存在するからである。なので、単純な製造業以外は必ずこのネガティブリストと突き合わせる、あるいは、BKPMに問い合わせが必要である。
インドネシアの場合、会社の設立は基本的に、弁護士事務所、会計事務所が行っている。定款の作成については、Notaryと呼ばれる公証人が担当する。まず、当該業種が規制業種に該当するかどうか、問い合わせる必要がある。
インドネシア現地駐在員 加藤 大和