自由貿易試験区外資参入ネガティブリストについて

 

こんにちは、東京本社・呼和塔拉です。

今回は、中国の自由貿易試験区における外資参入ネガティブリストについてご紹介します。ご興味があれば、是非ご一読いただければと思います。

 

Q1.中国は自由貿易試験区における外資参入ネガティブリストを公布したと聞きましたが、「外商投資指導目録」との違いは何ですかか?

 

A1.中国国務院は、2015年4月8日「「自由貿易試験区外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)」(以下ネガティブリストという)の公布に関する通知」を発表しました。ネガティブリストは上海、広東、天津、福建等4つの自由貿易試験区に適用されます。

 

  ネガティブリスト国民待遇原則が適用されない外資参入に関する特別管理措置として、全50条122項目となっています。主な内容の次のとおりです。  

・ネガティブリストは、サービス業・製造業の分野でさらに外資規制を緩和し、2014年「上海自由貿易区ネガティブリスト」に比べ、さらに60項目余りの制限を撤廃しています。

・自由貿易試験区内では、ネガティブリスト規制外の分野について、内外資一致の原則に従い管理が行われ、外資プロジェクトなどに関して基本的に届出制とします。

 

ネガティブリストは、自由貿易試験区内における外資投資政策を明確にし、投資の利便性の向上を図っています。

以上、お読みいただき、ありがとうございました。

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