
バングラデシュにおいては証憑の伴わない費用の発生が頻繁に起こります。その主な例が旅費交通費についてです。日本では、電車やバスの駅名を検索すれば、すぐに運賃を割り出すことができます。しかし、バングラデシュでは多くの場合、スタッフの交通手段はリキシャやCNGとなり、証憑がありません。この場合、100%その運賃を確認することはできませんが、立替金、経費精算を申請する際の承認フローを確立しておくことで、会社に内部監査機能を持たせることができます。
具体的には、経費精算するスタッフの次に2名以上の承認者を設け、経費精算申請書にその承認者の署名欄を設け、その運賃やその他の証憑のない費用の妥当性を判断します。また、費用の大小によって承認者を分けることも効果的です。
小さな承認フローを確立していく事で、それは業務全体の承認フローを作り、会社全体の内部統制の役にも立ちます。内部監査機能としてももちろん、業務の効率化という面でも、このよように承認フローを各所に導入していただくことをお勧めします。
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