M&A
バングラディシュにおけるM&Aの動向
バングラデシュへの日系企業の進出は、日本国内市場の縮小、円高、生産コストの増加などの条件が重なっていた1990年代後半に活発化しました。
縫製業・繊維関連企業が多く、2002年には大手ファスナーメーカー(YKK)が現地生産を開始しています。また、ユニクロ(ファーストリテイリング社)が、2008年に現地企業と合弁会社を設立し、バングラデシュでの調達・生産を開始したことが大きな話題となりました。
2010年には、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が旅行業の日系企業として初めて現地法人を設立しました。2011年には、きのこ生産大手の雪国まいたけが、ソーシャルビジネスとして知られるグラミン銀行グループと九州大学との合弁企業を設立し、農村でのもやしの栽培を始めました。さらに、同年には医療用機器大手のニプロが製造販売のための合弁会社を設立しています。
進出企業の業種は縫製業からさらなる業種の広がりを遂げており、今後はさらなる多角化と進出企業の増加が期待されています。バングラデシュに進出している日系企業数は324社(2021年12月現在)となっています。2016年7月の日本人7名を含む22名が犠牲となったダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件や新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、一時、在留邦人数減少しましたが、2022年10月には在留邦人数は再び上昇傾向に転じ、1,054名となりました。
M&Aフロー
バングラディシュM&Aのスキームや法律
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