こんにちは、ベトナムのハノイ駐在員の浅野です。
今回のブログは、ベトナムのパソコン市場に関してです。
ベトナムの2011年のパソコン販売台数は、211万台に達しています。2010年のパソコン販売台数と比較しても9.8%増加しています。ノートパソコンの需要が増加しており、デスクトップ型パソコンの需要は減少しています。シェア率でみるとトップはアメリカのデル社が21%のシェアを獲得しており、次いで、台湾のエイサー社、アスース社、アメリカのヒューレッドパッカード社、そして、中国のレノボ社となっています。
人気がある価格帯としては、1,000万ドンから1,200万ドン(日本円で約4万円から約4万8千円程)のパソコンとなっています。日本製のパソコンも小売店で売られています。特にソニーのバイオが人気があります。ベトナムの人の認識として、日本製のパソコンは性能が優れていて、デザインもよいが値段が高いので買うことができないといったところです。ソニーのバイオだと25,000万ドン程(約10万円)ほどです。
よく購入する層としては、近年、大学生も一人一台パソコンを所有することが珍しくなくなってきており、今度更にパソコンの需要が伸びることが予想されます。ハノイ市内でも続々パソコン売り場を有する家電量販店が新規オープンしています。