この言葉は、サントリーグループ創業者・鳥井信治郎の言葉として有名ですね。
この『やってみなはれ』について考えてみました。
サントリーのホームページには、
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「やってみなはれ」という言葉はどんなことも自由に挑戦させてもらえる
という意味ではありません。
そこには必ず「やりきってみせます」という強い意志のこもった
「みとくんなはれ」という言葉がセットで存在するのです。
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とあります。
これは、上司部下の関係であれば、意図が変わります。
『やってみろ』と言った側と『やり切ります』と言った側での違いです。
上司であれば、『任せてまかさず』という言葉もありますが、
やってみろと単純な指示とも取れます。
しかし、部下の行動を後押しする言葉とも取れます。
「ここから先の責任は私が取るから伸び伸びやってくれ」と。
そして部下であれば、『みとくんなはれ』です。
これは、行動の責任は私が追うのでやらせてくださいとなります。
あくまで実行は、部下であり、それを自ら能動的に発言しています。
要はこの2つは、部下からの能動的な発言をもって、
その戦略の責任は上司、実行の責任は部下となります。
言い換えれば、上司が部下の背中を押した形となります。
この精神で何をしたかったのかというと、「新しい価値創造」です。
要はイノベーションを起こし続けることに繋がってくるのです。
価値を世の中に創造し続ける企業になるために、
社員発信でイノベーションを起こすための文化です。
ここまで明確に「新しい価値創造」に徹していたのだと改めて気付きます。
サントリーは、飲料水の販売会社ではなく、市場創造会社でした。
ここについては、創業者がどのような価値観でビジョンを設定してるのかにつきますね。
我々コンサルタントとしては、このような素晴らしい意図を持って
企業する人を創っていきたいと考えております。
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以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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株式会社東京コンサルティングファーム
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柴田 雄海
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