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センス(Sense)
英語で五感の意味。転じて、美的感覚や感性のこと。才能と似た意味である。
By Wikipedia
大手広告代理店の人から
「広告業というのはセンスではなく訓練でどうにかなるものです。
事業として成り立っている以上、やり方があります。
仕事柄、毎日何百・何千というアイディアを考えいるので、 (訓練すれば)誰でも出来るようなるんです」と言われてことがあります。
“センスが全て”な業界だと思っていただけに衝撃を受け、「もしかしたら、俺も広告代理店で働けるんじゃないか!!」などと思ったものです。
「○○にはセンスが必要です」と言われてしまえば「自分には無理じゃないか」と思ってしまいますが、「○○にはスキルが必要です」と言われれば「どうにかなるかも」と思えます。
なぜか。
スキルを”学ぶ”とは言いますが、センスを”学ぶ”とはあまり言いません。
どちらかと言えば、センスは磨きます。
“磨く”ということは、そもそも磨く対象を持っていることが前提にあるため、感覚や感性、才能を持っていない人からすれば磨きようがないためです。
楠木建氏は、”モテる”という例を用いてスキルとセンスの違いを以下のように説明しています。
“最も単純な例で言いますと、「国語・算数・理科・社会」の成績が優秀であること、これは「スキル」です。
それに対して、「女性にモテる」ということ、これは「センス」です。
この2つがどれだけ違うのか、ということを言いたいんです。
モテない人は「何かのスキルがないからモテない」ということじゃないんです。向いてないんですね。
スキルを取り入れればモテるのか、というとそんなことはないんです。
「女性にモテる」ということ、これは「センス」です。”
また、担当者と経営者というの違いからもスキルとセンスの違いを説明しており、
「スキルを磨けば磨くほど優秀な担当者になるが、
どんなにスキルを磨いても経営者にはなれない。経営者はセンスでなるものだ」
ということも言っています。
事実、そうなのでしょう。
スポーツや芸術の分野における成果が才能に寄るようにモテる(経営者になる)といったこともセンスが影響している。
だから、センスのない人にはできない。
ただ、「自分にはセンスが無いから」といって、諦めてしまうのは違う気がしてしまいます。
センス以外にも要因があるのか、センスというものを後天的に身に付けられるのか
どちらか、はたまた両方かはわかりませんが、
世の中で、これだけ多くに人が恋愛・結婚して、また会社運営をやっているのですから
何かあるはずです。
部下の育成、後継者育成で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
もし、育っていないのであれば、センスではなくスキルを教えてしまっているのかもしれません。
センスを磨く方法を一緒に学びませんか。
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株式会社東京コンサルティングファーム
黒岩 洋一
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