いつもお世話になっております。東京コンサルティングの早川でございます。2018年レバラン明けより突如導入された許認可統合システム「OSS(Online Single Submission)」。これにより、どのようなトラブルが起きているのか、これまでと違って注意しなければならない点は何なのかをご紹介します。
<ライセンス期限>
これまで投資調整庁が発効するライセンス(法人の営業ライセンス/IUTやIP等)には、それぞれの有効期限が明記されておりました。
しかしながら、OSSシステム上で発行されるライセンスには、期限が記載されていないケースが多くみられます。
例えば、外国駐在員事務所(KPPA)のライセンスがそれにあたります。基本的に、最初は3年間の期限、更新の際は1年ごとに期限を与えられ、それが2回まで更新できますので、最大で5年間有効でございます。しかし、ある駐在員事務所様の例では、2回目の更新を兼ねてOSS登録を行ったところ、期限の記載はございませんでした。
わからない場合には、問合せをする必要がございますが、担当官によって言うことが違う場合もございます。メールで確認することを推奨いたします。
これらの不備は、OSSシステムが整備されるにつれて改善されることを期待しましょう。
ご参考になれば幸いです。
早川 桃代