会社の設立時には資本金の投入や運転資金の送金のため、全ての会社が銀行口座を開設することになります。その際は、まずローカル銀行での口座開設をお勧めいたします。
外資系銀行としてはHSBC(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited)やSCB(Standard Chartered Bank)がありますが、申請に多くの時間を要します。それに比べ、ローカル銀行は申請書類も少なく、外資系銀行に比べあまりかかりません。
ただ外資系銀行にもメリットがあり、オンライン取引(オンライン振込)が可能です。日本やその他の先進国ではオンライン取引は一般的ですが、バングラデシュのローカル銀行ではオンライン取引ができません。その代わりに小切手を発行し、支払先に渡すことになります。
全ての取引が小切手のため手間がかかり、またSignatory(小切手へのサイン権を持つ権限者)に関してトラブルになることもあるため、進出後、経営が軌道に乗ってきた際は、外資系銀行へ口座を設けることをお勧めします。
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