あまり知られていないと思いますが、バングラデシュは薬を多く生産し、1億6千万を超える人口に対し、98%の国内自給を達成しています。また、輸出も積極的に行っており、2017年現在125の国に輸出しています。
バングラデシュの人口は増加しており、2035年頃には50歳以上の人口が国民の25%を占めるとされ、まだまだ国内市場は拡大していきそうです。また、さらに製薬業界を後押しすると予想されるのは、低所得者階層から中所得者層へと所得者層がシフトしていくことです。それに伴い、国全体の薬の購買力も次第に増えていくと見込まれます。
世界的に見ても2021年にはジェネリック製薬市場は3800億US$となると予測され、今後バングラデシュにおいて生産し、各国へ輸出するというビジネスモデルが多く出てきてきそうです。
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