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私たちについて
ー新興国で描く日系企業の今後の成長戦略ー
日本は、かつて、戦後のどん底の状態から奇跡的な成長を遂げ、
アメリカに続き世界第2位の経済大国として、「ジャパン アズ ナンバーワン」と称賛されてきました。
しかしながら、その繁栄は今や昔、1991年バブル崩壊からの「失われた30年」といわれる長期的な経済停滞に入りました。
GDPは2010年には中国に追い抜かれ、
さらに2023年にはドイツの後塵を拝すなど、経済大国の座は危うくなっているというのが現状です。

そんな日系企業に今必要なのが、”イノベーション”。
縮小する国内市場やグローバル化の波にもまれていくだけの状態になるのを避けるために新たな市場・シナジーを新興国で共に見出していきませんか。

我々は、日本企業のイノベーションの一手として、新興国へのクロスボーダーのM&Aに特化したサポートを提供しています。
世界26ヵ国、39拠点の新興国のネットワークを使用し、買収検討時、買収実行時はもちろん、買収後の真の事業統合のサポートまで、企業に寄り添いクロスボーダーM&Aを成功に導くパートナーとして存在し続けます。
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  • 2024年05月04日

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    マイノリティ出資とは?そのメリットとリスクを徹底解説

    マイノリティ出資とは?そのメリットとリスクを徹底解説

    マイノリティ出資とは?

    マイノリティ出資とは、企業の株式のうち少数の株式を保有することを指します。通常、株式の保有比率が50%未満の場合にマイノリティ出資と呼ばれます。マイノリティ出資者は企業の経営に対して直接的な支配権を持ちませんが、それでも戦略的な影響力を持つことができます。

     

    マイノリティ出資のメリット

    1. リスク分散

    マイノリティ出資は、投資ポートフォリオのリスク分散に寄与します。一つの企業に全資金を投入するリスクを避け、複数の企業に分散して投資することでリスクを軽減できます。

    2. 成長の可能性

    成長性の高いスタートアップや中小企業に出資することで、大きなキャピタルゲインを得る可能性があります。マイノリティ出資は、将来的に企業が成功した場合に高いリターンを享受する機会を提供します。

    3. 戦略的パートナーシップ

    企業との戦略的な関係を構築することで、事業のシナジー効果を得ることができます。出資先企業と協力して新たな市場を開拓したり、技術開発を推進したりすることが可能です。

     

    マイノリティ出資のリスク

    1. 経営権の制約

    マイノリティ出資者は、企業の経営に対して直接的な影響力を持たないため、経営方針に関する決定に参加できないことがあります。これは、出資者にとって不利益な決定が行われるリスクを伴います。

    2. 情報の非対称性

    マイノリティ出資者は、企業の内部情報にアクセスできないことが多いため、経営状況や将来の展望に関する情報が不十分な場合があります。これにより、投資判断が難しくなることがあります。

    3. 流動性の欠如

    マイノリティ出資は、株式の売却が容易でない場合があるため、投資資金の流動性が低いことがあります。特に、非上場企業への出資では、このリスクが顕著です。

     

    マイノリティ出資を成功させるためのポイント

    1. 企業分析

    出資先企業のビジネスモデル、財務状況、競争環境などを綿密に分析することが重要です。信頼できる情報源から得たデータを基に、投資リスクを評価しましょう。

    2. 法的アドバイス

    出資契約に関する法的アドバイスを受けることで、不利な契約条件を避けることができます。専門の弁護士に相談することをお勧めします。

    3. 定期的なコミュニケーション

    出資先企業との定期的なコミュニケーションを維持することで、企業の状況を把握し、必要に応じてサポートを提供することができます。

     

    まとめ

    マイノリティ出資は、戦略的なリスク分散や成長の可能性を追求するための有効な手段です。しかし、そのリスクも理解し、慎重な判断が求められます。企業分析や法的アドバイスを活用し、賢明な投資判断を行いましょう。

  • 2024年05月30日

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    クロスボーダーM&A(海外M&A)にて新たなスキームが追加される

    クロスボーダーM&A(海外M&A)にて新たなスキームが追加される

    一部報道にてクロスボーダーM&A(海外M&A)の手法として株式交付(企業が買収する際、自社株を対価として対象会社の株式を譲り受けるM&A手法)が2025年ごろから始まるとありました。

    もともと日本のM&Aにおける株式交付は2021年ごろに始まりました。それが今回クロスボーダーM&A(海外M&A)にも適応されるようです。

     

  • 2024年05月04日

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    M&Aにおけるロングリストとショートリストの重要性と作成方法

    M&Aにおけるロングリストとショートリストの重要性と作成方法

    M&A(Mergers and Acquisitions:合併・買収)のプロセスにおいて、ロングリストとショートリストの作成は非常に重要なステップです。これらのリストは、適切なターゲット企業を特定し、最終的な取引成功に向けた計画を立てるための基盤となります。この記事では、ロングリストとショートリストの違いと、それぞれの重要性について詳しく解説します。

     

    ロングリストとは?

    ロングリストは、M&Aプロセスの初期段階で作成されるリストで、潜在的なターゲット企業や買収候補の広範なリストを指します。このリストには、以下のような特徴があります。

    1. 広範な調査: ロングリストは、業界全体を対象に広範な調査を行い、多数の企業をリストアップします。この段階では、特定の条件に厳密に絞り込むことはせず、多くの可能性を検討します。
    2. 柔軟性の確保: ロングリストは、まだ詳細な分析を行っていない段階なので、柔軟に追加や削除が可能です。市場の状況や新たな情報に基づいて、リストを調整します。
    3. 情報収集: 各企業についての基本的な情報(規模、事業内容、財務状況など)を収集し、初期的な評価を行います。

     

    ショートリストとは?

    ショートリストは、ロングリストからさらに絞り込んだリストで、M&Aプロセスの後半に作成されます。こちらは、より具体的で詳細な検討対象となる企業のリストです。

    1. 絞り込みの段階: ロングリストから、一定の基準や条件に基づいて評価を行い、最も有望なターゲット企業を選び出します。このリストには、数社から十数社程度が含まれることが一般的です。
    2. 詳細な分析: ショートリストに含まれる企業については、より詳細なデューデリジェンス(Due Diligence)を行います。財務データ、事業戦略、シナジー効果など、具体的な分析が行われます。
    3. 交渉準備: この段階で選ばれた企業は、実際の交渉や提案の対象となるため、詳細な戦略と計画を立てます。具体的なM&Aの条件や価格などについても検討を始めます。

     

    ロングリストとショートリストの重要性

    1. 戦略的アプローチ: ロングリストとショートリストの作成は、M&Aの成功に向けた戦略的アプローチの一環です。初期段階での広範な調査と、後半の詳細な分析により、最適なターゲットを見つけ出すことができます。
    2. リスク管理: 広範な調査を行うことで、潜在的なリスクを早期に特定し、対策を講じることができます。また、詳細なデューデリジェンスにより、予期しない問題を未然に防ぐことができます。
    3. リソースの効率化: ロングリストからショートリストへと段階的に絞り込むことで、リソースの効率的な配分が可能になります。最も有望なターゲット企業に対して、重点的にリソースを投入することができます。

     

    まとめ

    M&Aのプロセスにおいて、ロングリストとショートリストの作成は不可欠です。ロングリストでは広範な調査を行い、ショートリストでは詳細な分析と具体的な交渉準備を行います。これにより、M&Aの成功確率を高め、リスクを最小限に抑えることができます。

    企業の成長戦略としてM&Aを検討している場合は、これらのリスト作成を戦略的に進めることが重要です。適切なターゲット企業を見つけ出し、成功するM&Aを実現するために、ぜひこのプロセスを活用してください。

  • 2024年05月04日

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    クロスボーダーM&A(海外M&A)とは?メリット・デメリット、成功のポイントについて

    クロスボーダーM&A(海外M&A)とは?メリット・デメリット、成功のポイントについて

    グローバル化が進む現代のビジネス環境において、クロスボーダーM&A(Cross-border Mergers and Acquisitions:国境を越えた合併・買収)は、企業が成長戦略を実現するための重要な手段となっています。この記事では、クロスボーダーM&Aの基本概念、そのメリットとデメリット、成功のためのポイントについて詳しく解説します。

     

    クロスボーダーM&Aとは

    クロスボーダーM&Aは、異なる国に所在する企業同士が合併・買収を行うことを指します。これにより、企業は新しい市場への参入や国際的な競争力の強化を図ることができます。

     

    クロスボーダーM&Aのメリット

    1. 市場拡大: 新しい地理的市場に進出することで、企業は売上を拡大し、顧客基盤を多様化できます。特に、高成長市場への参入は大きな成長機会を提供します。
    2. スケールメリットの獲得: 合併・買収によって、企業は規模の経済を享受できます。大量生産や集中購買によるコスト削減が可能です。
    3. 技術とノウハウの獲得: 相手企業の持つ先進技術や専門知識を取得することで、自社の競争力を強化できます。これにより、製品開発やサービス提供の質が向上します。
    4. 多様化とリスク分散: 複数の国で事業を展開することで、地域的リスクの分散が可能です。一国の経済不況や政治的リスクに対する耐性が高まります。

     

    クロスボーダーM&Aのデメリット

    1. 文化的・言語的障壁: 異なる文化や言語が障害となり、統合プロセスが複雑化することがあります。従業員同士のコミュニケーションや経営方針の統一が難しい場合があります。
    2. 法規制の違い: 各国の異なる法規制に対応する必要があります。特に、労働法や税法、競争法などの違いが統合を難しくします。
    3. 政治的リスク: 政治的不安定な地域でのM&Aは、予期せぬリスクを伴うことがあります。政府の政策変更や規制強化が影響を及ぼす可能性があります。
    4. 統合コスト: 異なる企業文化やシステムの統合には高いコストがかかります。統合失敗のリスクも高く、計画的なアプローチが求められます。

     

    クロスボーダーM&Aの成功のためのポイント

    1. 徹底したデューデリジェンス: 法務、財務、税務、文化的側面など、多角的なデューデリジェンスを実施することが重要です。潜在的なリスクを早期に発見し、対策を講じます。
    2. 明確な戦略と目標設定: M&Aの目的を明確にし、統合後の具体的な目標を設定します。シナジー効果の実現に向けた計画を策定します。
    3. 文化統合の重視: 異なる企業文化を理解し、尊重する姿勢が必要です。統合プロセスにおいては、コミュニケーションとトレーニングを強化し、文化的な摩擦を最小限に抑えます。
    4. 現地専門家の活用: 現地の法律や規制に詳しい専門家を活用することで、法的リスクを軽減できます。弁護士やコンサルタント、税理士などの助言を受けることが推奨されます。

     

    まとめ

    クロスボーダーM&Aは、企業の成長と国際競争力の強化に向けた強力な手段です。しかし、その成功には綿密な計画と準備が不可欠です。デューデリジェンスの徹底、明確な戦略設定、文化統合の重視、現地専門家の活用など、多面的なアプローチが求められます。クロスボーダーM&Aを成功させることで、企業は新たな市場での成功を収め、持続的な成長を実現することができるでしょう。

    クロスボーダーM&Aに興味がある企業は、事前の準備と専門家の助言を活用し、慎重に進めることが重要です。国際ビジネスのダイナミズムを活かし、グローバルな競争優位を築くために、この戦略を積極的に検討してみてください。

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