㈱ファーストリテイリングの決算短信を見て分析してきましたが、増収減益になっていることは理解できました。
この増収減益を良い方向と捉えるか悪い方向と捉えるかは、事業の中身に目を向けてみる必要があります。
もう少し詳しく見てみる必要がありそうです。
そこで一度、半期の決算情報を見てみることにしましょう!
2年前、1年前、今年の半期の決算情報を見てみると、売上は増加傾向にありますが、2年前から1年前に売上原価は大きく上がり、販管費も増加、営業利益は74.2%減少しました。
しかし、1年前から今年にかけては、売上原価は下がり、販管費も減少、営業利益は121.2%増加しました。
これを見ると前期の上半期は業績を落としましたが、それを挽回するために下半期に改善を行い、今年の上半期にその改善の効果が見えているということだと思います。
こう見ると、前期の決算情報は業績悪化の傾向でしたが、改善方向にあり、今期の決算では前期から大きく改善された決算情報が見られるのではないでしょうか。