こんにちは。
PT. Tokyo Consulting(東京コンサルティンググループ)です。
今回は、インドネシアの教育についてを記載致します。
広大な海域に多くの島々があり、
さまざまな民族・文化・宗教が共存して国が成り立っているインドネシアにおいて、
教育は国家が取り組むべき重要な課題として位置付けられています。
かつては、児童労働による就学率の低さや、
教育の質の悪さ、地域による格差など、教育問題は課題山積でした。
1 9 9 4 年に、中学校までを義務教育と定めてからは、
就学率は上昇 し、2 1 世紀には小学校では 9 割を超えるまでになりましたが、
中学校においては 6 割程度にとどまっていました。
さらに、地域による格差、所得による格差が依然として大きいこともあり、
2 0 0 3 年に国家教育制度法が制定され、
2 0 0 9 年までに中学校の就学率を 9 5% にすることなどが目標として設定されました。
2 0 1 2 年の就学率は、小学校が 9 7.9%、中学校が 8 6.1% を記録し ました。
中学校の目標就学率には届かなかったものの、確実に進展し たといえましょう。
すでにインドネシアの識字率は男女ともに9 割を 超え、先進国と並ぶ水準に達しており、
教育水準もこの 1 0 年で大きく改善されています。
インドネシアの教育水準についてはまたの機会にお話を致します。
以上、ご参考になれば幸いです。
PT. Tokyo Consulting
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