会社のライセンスおよびOSSについて|インドネシア進出ブログ

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会社のライセンスおよびOSSについて|インドネシア進出ブログ

東京コンサルティングの金目でございます。

本日は、お客様より頂いたご質問について掲載致します。

 

1)(倉庫業のお客様よりご質問)
新規で外部倉庫を借りる件ですが、
該当の倉庫と契約締結、倉庫運営開始までのプロセスや弊社として準備すべきこと
等を改めてご教示いただけますでしょうか。

特にIUT取得の有無;
=> 必ず必要となる場合、申請から取得までどのくらいの時間を要するものなのの
でしょうか。
=> IUTが必須の場合は、運営の開始は無論、取得後という認識でよろしいでしょう
か。

>まず倉庫を増やす際には(レンタルの場合も)、TGDとよばれる倉庫ライセンスを登録する必要がございます。
こちらは資料がそろい次第、約10営業日程で登録が可能です。

 

上記登録が完了後、ビジネスライセンスの更新になります。
ビジネスライセンスのプロジェクトエリアをOSSにて登録します。

上記にて、OSSに登録とあります。また、前回の投稿でも取締役変更および監査人変更には、会社のステータスをOSSに登録する必要がございます。
では、(いまさら聞けない!)OSSとはなんなのでしょうか。

 

<OSSとは/政令2018年第24号 6月21日>
1 このシステムでは、個人・法人、外資/内資すべての事業者が必要とする、中央政府だけでなく地方政府管轄の各種許認可含めすべて、OSSの運営機関がOSSのサイトを通じて、省庁の長、州知事、または県知事/市長の名義で電子発行するもの。
2 事業者はOSSに登録して事業基本番号(NIB)の交付を受けた後、事業許可を取得することが義務付けられている。

 

実際に今のところ、各省庁と連携は取れておらず、
現在既にOSSシステムとリンクしている省庁は、投資調整庁、内務省、商業 省、財務省、法務人権省のみになります。
すなわち、上記にかかわるステータスを変更および更新する場合は、OSSと通じて登録が必要になります。

 

また、OSSによって取得できる許認可は下記の通りです。

OSSの登録自体は、既に行っている企業様も多いと思います。
何の手続きにどのように登録が必要なのか、困った際はいつでもご連絡頂けばと思います!

 

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PT. Tokyo Consulting
金目 沙織

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