いつもお世話になっております。東京コンサルティングの早川でございます。昨今、外資企業の資本比率を事業によって規制する「ネガティブリスト」に関するお問合せが多いため、現状をまとめさせていただきます。
現時点で発行されているネガティブリストは、2016年に発行されたものが最新でございます。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ネガティブリストは2年ごとに更新することが出来るというものです。そのため2018年に更新されることが期待されましたが、結局は更新されませんでした。
これは、2019年4月に行われる大統領選を考慮しているものであり、新大統領になったタイミングで再度ネガティブリストや外資規制が変わってしまっては混乱を招くため、大統領選が終了してから発行されるものと考えられます。
2018年(特に年末)は、「新ネガティブリストが発行される」というニュースや噂だけが流れておりましたが、結局不確定な情報でした。その不確定な噂の中ではありますが、「(進出の足かせとなっている)100億ルピアの最低投資については、変更ない」という情報はございました。
レバラン休暇を避けて新ネガティブリストが発行されると予想されるため、6月以降になると考えられます。
また最新の情報が入りましたら、ブログ等でお知らせいたします。
早川 桃代