輸入時にかかる税金について

税務

みなさん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、インドネシアオフィスの長澤です。

今週はインドネシアで輸入時にかかる税金についてです。

 まず、輸入時にかかる税金は大きく
・法人税の前払い(PPh22)
・VAT
・関税
 の3つがあります。

 この中で、関税についてはあとから相殺などすることなくコストとして扱われます。
 一方でPPh22とVATについては、PPh22はPrepaid art 22として計上、VATはPrepaid VAT(インプットVAT)として計上します。つまり、PPh22は年次申告の際に前払い所得税として納税額と相殺申告することはでき、VATはアウトプットVATと相殺することが可能です。

 なお、VAT申告は通常翌月のVAT申告の際にインプットVATとして申告し、PPh22は月次での申告は不要です。

 VATとPPh22はコスト扱いにしない、支払にかかる証憑を用意しておくことが還付、相殺の際に大切となります。

以上
東京コンサルティングファーム
長澤 直毅

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