皆さん、こんにちは。インドネシア駐在員の安藤です。
お客様から頂いたQ&Aについて、ご紹介いたします。
【質問①】
最低投資額(100億ルピア)を満たす方法として資本金を25億ルピアとし、残りの75億ルピアは、本社からの融資(親子ローン)での投資を検討しております。
この方法での留意事項をご教示いただけますよう宜しくお願いいたします。
また、返済期間、金利等について弊社独自の判断で決めることが出来るのでしょうか。出来る限り短期間での返済を考えております。
【回答①】
BKPMに確認しましたところ、親子ローンは返済期限があり、いずれ返済するものであるため、資本金とはみなされず、投資額100億ルピアに含まれないとの回答を得ました。。
IUT(恒久ライセンス)を取得するためには、やはり資本金として、100億ルピアを満たす必要があることを強調されました。
また、外貨建て親子ローンをした際は、格付けを取得する必要がございます。
(こちらは、貿易債務やその他未払金等の債務、リファイナンスの場合は対象外です)
―外部格付機関による「BB-」以上の格付取得が必要
―格付機関は、
PEFINDO:BB- ,Fitch Indonesia:BB-, ICRA: BB-
Moody’s:Ba3, S&P: BB-, Fitch: BB-, JCR:BB-, R&I: BB-
―親会社からの外貨建て債務がある企業は、親貴社の格付を利用可能。
親会社が格付を取得していない場合は、上記の格付機関に格付を依頼し、格付を取得する必要がございます。
【問い合わせ先】
PT. Tokyo Consulting
安藤 麻衣(Ando Mai)
ando.mai@tokyoconsultinggroup.com