人事評価制度の提案を行っていると、
「やりたいけど、今のウチの状況じゃ忙しすぎてできないんだよね」という返答をよく頂きます。
今でさえ残業が多いのに、これに評価面談やら目標設定だのを組み込んだら、確実に社員から不満を言われてしまうと感じる責任者の気持ちはよくわかります。
ただ、誤解を恐れずはっきり言わせていただきます!
そんな思考だから社員は残業を強いられてしまっているのです!!
「評価業務はどんな業務よりも優先順位が高く、評価期日(面談期日)は絶対に守らなければいけない」
この本当の意味を考えてみてください。
「もし今、残業に追われていて忙しいとしたら、それはいつ改善されますか?」
おそらく改善されません。今何か特別な理由があって忙しいとしても、それが終わったらまた別の理由で忙しくなります。
売上が下がり、人が余り始めたら少し余裕ができるかもしれませんが、それは会社が潰れる時です。
評価制度を導入する理由は、こういった緊急度は高くないが重要度の高い問題を解決するためです。
目の前の緊急の仕事をこなすことよりも、毎日残業しているという重要な問題の解決に向けて行動することの方が、社員の成果、会社の成果に繋がります。
普通に生活をしていると、人間はどうしても長期の重要性よりも、短期の緊急性の方に意識が向いてしまいます。この長期の重要性を四半期評価の目標として設定することで、短期の緊急性へと変化させることができるのが評価制度なのです。
評価制度の導入によって、今まで先送りされてきた問題は、四半期中に改善しなければならない重要かつ緊急な問題となるのです。
つまり、「評価制度を入れられるようになったら入れる」のではなく、「評価制度を入れられないような状況だから評価制度を入れる」必要があるのです。
今すぐ評価制度を導入して、重要性の問題を緊急性に変えましょう!
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