ワークパーミットをとる際のポイント②

労務

ベトナムへ来て、働く際に必ず必要なものはワークパーミットです。
そのワークパーミットについて解説してみたいと思います。

それではみてみましょう。

 

前回は、ワークパーミット取得の流れを見てみました。
今回はすこしだけ、細かい話をしてみようと思います。

これはあくまでコンサルティングファームに依頼したときのベトナム赴任者が準備する際によく気になる部分を書いていきます。

 

まず赴任者が日本にいる間に集めるべき書類は3つあります。
なにを一番気にしなくてはいけないか?

実は、一番気にしなければならないのは、「職務経歴」です。
これはコンサルティングファームと相談しながら、進めていったほうがいい部分かと思います。

その他は以下の様になってます。

 

目次

1、無犯罪証明書

これは、日本の警察署で取れます。あるいは、日本大使館でも取得可能です。

どちらが早く取得可能かと言えば、日本の警察署です。
日本大使館だと、取得に2カ月以上かかる場合があります。

 

2、卒業証明書

大卒以上の学歴の場合には、卒業証明書を用意します。
英字版を用意したほうがいいです。

それ以外の人は、卒業証明書を用意しなくても大丈夫です。

3、職務経歴書

代表者や管理職になる人は、少なくとも管理職の経験を5年以上示したほうがいいです。
その他の専門家や技術者にあたる職の人はベトナムで就く職と同様の経験を3年以上の経験が必要です。

例として、ざっくりと以下の2パターンがあります。

  • ―大卒の場合:ベトナムで就く職と同様の経験を今まで経験した会社の経験の中で合計3年あることが証明できればOK
  • ―専門学校卒の場合:1社で3年以上の経験を示すことが必要

 

以上
貴社のビジネスの参考になれば幸いです。

それではまた!


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東京コンサルティングファーム
ベトナム ハノイ
花嶋 拓哉


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