ベトナムの会計 Circular 200.2014.TT.BTC Article 12-3⑨

会計

皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファームベトナムの進藤です。

Circular 200.2014.TT.BTCは、企業向けの会計規定となります。第12条は、勘定科目111手持ち現金に関する詳細が規定されています。

第12条の3では、勘定科目現金の主要な取引に関する具体的な会計処理の方法が記載されています。

3.18. 国債の再販売に関する契約:勘定科目171 – 国債の取引に従う。

3.19. 外貨関係 – 現金取引
a) 外貨の商品もしくはサービスを現金で購入した場合。
– 為替レートにより損失が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方151,152,153,156,157,211,213,241,623,627,641,642,133,etc. (取引日の実際の為替レートに従う)
借方635 – 金融費用(為替差損)
貸方111(1112)(計上時のレートに従う)
– 為替レートにより収益が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方151,152,153,156,157,211,213,241,623,627,641,642,133,etc. (取引日の実際の為替レートに従う)
貸方111(1112)(計上時のレートに従う)
貸方515 – 金融収益(為替差益)

b)外貨建借入金を支払う場合:
– 為替レートにより損失が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方331,335,336,338,341,etc. (計上時のレートに従う)
借方635 – 金融費用(為替差損)
貸方111(1112)(計上時のレートに従う)
– 為替レートにより収益が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方331,336,341,etc. (計上時のレートに従う)
貸方515 – 金融収益(為替差益)
貸方111(1112)(計上時のレートに従う)
– 売り手に外貨による前払い金を支払う場合、借方勘定-仕入債務は前払い時の実際の為替レートを適用するものとし、以下の勘定科目で記録するものとする。
借方331 – 仕入れ債務 (実際の為替レート)
借方635 – 金融費用(為替差損)
貸方111(1112)(計上時のレートに従う)
貸方515 – 金融収益(為替差益)

c) 外貨の現金による、収益発生時、またはその他収益発生時には、以下の勘定科目で記録するものとする。
借方111(1112)(実際の為替レート)
借方511,515,711,etc, (実際の為替レート)

d) 売掛金を外貨で回収する場合:
– 為替レートにより損失が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方111(1112)(取引発生時の実際の為替レートに従う)
借方635 – 金融費用(為替差損)
貸方131,136,138,etc, (計上時のレートに従う)
– 為替レートにより収益が発生した場合は、以下の勘定科目で記録されます。
借方111(1112)(取引発生時の実際の為替レートに従う)
貸方515 – 金融収益(為替差益)
貸方131,136,138,etc, (計上時のレートに従う)
– 売り手に外貨による前払い金を支払う場合、貸方勘定-売上債務は前受時の実際の為替レートを適用するものとし、以下の勘定科目で記録するものとする。
借方111(1112)(前受時の実際の為替レートに従う)
貸方111(1112)(前受時の実際の為替レートに従う)
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進藤

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